峠を越えた列車

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その1

特急あさま号
横川発車直後の特急あさま号。
1997.9.27

その2

 

高低差553メートルの横川−軽井沢にそびえる碓氷峠を駆け抜けた列車たち。 特急「あさま」から普通列車まで、ロクサンとともに峠の旅を演出した脇役たちを紹介している。  
 
電気機関車については
峠を越えた機関車たちをご覧ください。

 
 通過列車とEF63の連結
 
 横川〜軽井沢間の碓氷峠を通過する場合必ずEF63のサポートを介して直通運転され、必ず麓側になる横川方に連結され、列車を下から受け止める形で運転が行われていました。

 66.7‰という急勾配を機関車で押し上げると非常ブレーキ時に連結器に過大な力がかかることがわかったため、ここを通過する全ての車両には識別のため、連結器や台枠を強化されたいわゆる「横軽対策」が施され、下の写真のように車両形式に「」のマーク(Gマーク)が表記され区別されていました。

Gマーク(横軽通過対応車)
▲●マークは碓氷峠通過対応車両の証し

 しかしそれだけでは安全上最大8両編成までしか組めず、輸送上でネックになってしまうため開発されたのが協調運転方式で、機関車と電車が協調制御を行い急勾配を通過する方式でした。これだと機関車の負担を軽くすることができるため最大12両編成までと輸送力が大きく向上され廃止時までその力を発揮しました。

 なお横軽通過時は列車の台車の空気バネのエアーを抜き、台車が破損しないように運転していたため、ゴツゴツと硬い乗り心地が楽しめたものでした。

 
碓氷峠での連結パターン 

(1)協調運転装置装備の電車の場合
189・489・169系電車(特急あさま・白山/急行信州など)
←横川

EF63 EF63 電車(12両まで)

◆電車と協調しながら運転すると機関車の負担を軽くできるため、12両編成の長編成にも対応できました。

(2)協調運転装置非装備の電車の場合
185・115系電車・キハ82気動車など
(特急白鳥・普通列車など)

EF63 EF63 電車・気動車(8両まで)

◆この場合列車の重量を機関車が受け止めなればいけないため8両までしか編成を組めず、上記の協調運転装備が開発されました。

(3)客車列車・貨物列車の場合(下り)

EF63 EF63 客車・貨車 EF62

◆EF62とEF63が離れてしまい双方の協調運転ができないため、この場合無線での手動協調運転が行われていました。

(3)客車列車・貨物列車の場合(上り)

EF63 EF63 EF62 客車・貨車

◆EF62の前にEF63がつくためジャンパ詮を介した協調運転ができ、迫力ある三重連での運転が見られました。 

 

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