タイトル  

1997年9月30日、私は碓氷峠から列車が消えた日を忘れない。

 

廃車ながらも解体されずに残存しているEF63 14号機。 
2004.1.7 群馬県倉賀野市某所(瀧澤様 提供)

 
更新履歴 /2004.8.8
EF63 14号機(現在)EF63・62運転台を追加しました。
 

◆はじめに…◆

 私がはじめて信越本線・横川−軽井沢間にそびえる碓氷峠を越えたのは中学生のころ。独特の硬い振動に身をまかせ、美しい自然の車窓を眺め、時おり聞こえる汽笛が旅情をかきたててくれた。

 あれから数年、
「碓氷峠廃止」の記事が私の目に飛び込んだ。

 消えゆく今の姿を忘れないようにしたい。それから私は終焉を迎えるまで何度もこの地を訪れ、列車やそれを支える人々など、廃止の現実を感じつつ日夜フィルムに焼き付けていった。

 写真の腕はそんなにうまくはないと思うが、何年かたって私は「あのとき、行ってよかったな」と感動し、これを見る多くの方も「こんなことがあったな」と思われるような作品に仕上がったと思っている。

 これが何かの役に立てば、喜ばしいものです。碓氷峠に幸あれ!

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